みなさんは、田植えはご存じですね?
代掻きを終えた田んぼに、稲を植えることですね。
では、その稲の「芽」が育つまでにどんなプロセスがあるかは、わかりますか?
この部分は、多くの人にあまり知られていないように思いましたので、今日はそのお話しをしたいと思います。
ここ鶴岡市では雪がとけ始める3月末に、最初の作業「浸種」(しんしゅ)を行います。
これは「籾(モミ)の状態のお米」つまりお米の種を発芽させるために、種に水分を吸収させる作業のことです。
この写真は、その様子です。
治五左衛門農園のある寺田村では、昔から村の農家みんなで協力して、稲の芽だし作業をしてきました。
20日間かけて吸水させた種を、近場にある「湯田川(ゆたがわ)温泉」のお湯に浸し一気に芽を発芽させます。
ちなみに、この「湯田川温泉」のお湯はとても優しく(表現が難しいですが)家族みんな大好きで、よく行きます。
その2につづきます。