だんだん寒くなってきましたね。
山も色付き、そろそろ栗ご飯が恋しい季節です。
普段あまり季節物の絵は描かないのですが、今回は秋を楽しむゾウを描いてみました。
本来ゾウがいるアフリカでは、日本人が認識しているような秋というものがありません。(たぶん)
ですがゾウはとても賢く、感性豊かな生き物です。
彼らが秋の山を散歩したら、きっと楽しんでくれるんだろうなと思いました。
アフリカではあまり見かけない、自分より背の大きな木々の群れ、色鮮やかな花や葉っぱ、なんか美味しそうな果物。
でも体の大きな彼らは、森を歩くのがちょっとつらいかもしれないですね。木と木の間が狭くて通れなかったり。
海の中でクジラが大きくあれるように、アフリカの地平線まで見える広大な大地が、彼らの体を大きいままでいさせたのでしょうね。
人間も、今ある建物たちを全部壊して広々とした土地で暮らしたら、10000年後にはもっと身長が伸びていたりするのかな。しないか。
今日出品したジンベイザメの絵も、体の大きさがテーマの絵でした。
どんな生き物でも、どんなに体が大きくても、この地球のなかでは寿命の短いちっぽけな存在でしかありません。
だからみんな何にも囚われず、自由に生きればいいと思っています。
自分が何をやろうとやらなかろうと、この地球に影響なんてほとんどないんですからヽ(*´∀`)ノ