珍しい茶色の更紗小紋から単行本20cmサイズブックカバー

中古更紗小紋のお着物を解いて作ったブックカバーです。素材は勿論絹。 紗綾形の地模様の上に更紗特有の花柄と花菱模様が描かれています。 更紗でほぼ単色の物はあまり見た事が有りませんでしたので、とても惹かれて購入したお着物です。 お色は焦げ茶と薄茶のみ。 光の加減やディスプレイによって色味が異なって見えますのでご了承下さい。 大切な本、大好きな本を入れて是非ご使用頂ければと思います。 裏地は解きほぐしの胴裏を使用しました。 解いた時の糸穴がございます。 読書の間中手に触れる物です是非シルクの優しい風合いをお楽しみ下さい。 20cmまでの単行本サイズの本にご使用頂けます。本の分厚さも調節出来ます。 ※更紗とは：遠い昔、インドから渡った模様染布を更紗と呼ぶようになりました。日本で「更紗」の名で呼ばれる染織工芸品には、インド更紗のほか、ジャワ更紗、ペルシャ更紗、シャム更紗など、さまざまな種類があり、何をもって「更紗」と呼ぶか、定義を確定することは困難である。一般にはインド風の唐草、樹木、人物などの文様を手描きや蝋防染を用いて多色に染めた木綿製品を指すが、日本製の更紗（和更紗）には木綿でなく絹地に染めた、友禅染に近い様式のものが多い。 異国情調あふれる柄が江戸時代より日本でも製作され市民の間でも楽しまれてきました。エキゾチックで、華やかな美しい布をお手元でお楽しみ下さい。