野花の壁飾り④〜JAZZのリズム

生花の美しさも、ドライフラワーの可愛さも大好きですが、私は野に咲くお花が大好きです。 小さな可愛らしさ 雨風にも負けないたくましさ ただひたむきな姿は健気で元気をもらえます♡ そんな野花を題材にした作品をいつか作りたいなぁ、と構想はあったものの、なかなか納得のいく形にならず、挫折してきたのですが、ついに今回完成させることが出来ました╰(*´︶`*)╯♡ こちらは、壁に飾って楽しんでいただく作品で、全部で7種類です！ それぞれにテーマや作者の想いが込められています♡ お部屋のインテリア、気分や季節に合わせて気軽に取り入れられる、そんな作品になっていますので、ぜひどれが良いかなぁ〜♡と選ぶところから楽しんでもらえたら嬉しいです(^^) パッと目を引くこちらの作品の テーマは「JAZZのリズム」です♡ (…今回もまた落選かぁ。もう諦めようかな。) プロカメラマンを目指して上京してからもう7年。大きなコンクールでの成績は全く振るわず。 友人励まされ、ほろ酔いで帰路に着く 1人になれば、途端にやり切れない思いに、ため息が漏れる (もう一杯だけ飲んでいこう。) 向かう先は町外れのBAR 暗闇に溶ける小さなドア 中にはマスターと常連客が1人 カウンターから目を上げれば 間接照明にぼんやり照らされて 浮かぶ一際鮮やかな赤と青 「マスター、写真撮っても良いですか？」 「どうぞ、」 顎をくいっとあげて僕を見下ろす花たち。 「ちゃんと綺麗に撮ってよね！」 と言わんばかりのその姿に、ついふっと頬が緩む。 小さなBARの薄灯りの下で 自分は美しい！というプライドと自信に溢れているその、名もなき花。強すぎる個性は誰からでも愛されるわけじゃないなぁ、、 そんな心を見透かして、花は高飛車に笑う。 「自分を認めるの。それが出来なきゃ、輝けないでしょう！」 …あぁ、そうか。審査基準を気にして、受けが良いものを！なんて選んでた。違う、好きなんだ、写真が！一瞬の輝きをおさめたいんだ！ ありがとう。思い出した初心を胸に、前を向いて歩き出す。高貴で気高いあの花たちのように。 長々とお付き合い頂きありがとうございました(^^)今回は、周りの評価を気にしないで、自分が良い！と思った気持ちを大切にしたい！という想いで作りました♡7作品の中でも、少し毛色が違うこの作品、実は販売を少しだけ迷ったのです。今までのイメージと違うな。 でも私が良い！と思ったんだから、やっぱり仲間に加えよう！と思い切れたのは、私の作品をお迎えして下さった方からのレビューやメッセージから、私がもらった勇気のおかげです♡ サイズは縦14cm、横9cmくらいです。 (丸い輪の部分まで合わせると、縦は約18cmです)編み物である事と、麻紐の太さには違いがあることにより、1cm程の差が出る場合があります。