ハンドメイドマーケット minne(ミンネ)
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お香5種セット(煉香、塗香、匂い袋、線香10本、文香(2種))

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当店のお香をセットにしたものです。 季節の煉香1個(温めた灰香炉に入れるか、アロマポットに乗せて間接的に温めることで香りをたきます) 匂い袋1個 塗香1個(パウダー状のお香です。もともと修行僧が勤行の前に身を清めるために使用していました。自然な柔らかい香りは近頃香水代わりに使われる方も多いです) 文香3種(もともとはお手紙に添えて香りをお届けしていました。しおりがわりや、机の引き出し、またはお財布などに入れてお使いください) 線香10本入り ▶︎すべて自然の材料をつかい、添加物などは使用しておりません。 ▶︎それぞれ別の香りでおつくりすることも可能です。香りの違いをお確かめください。 ▶︎香りは平安時代の薫物レシピ集、『薫集類従』より「六種の薫物」からご希望の香りをお選び下さい。 『薫集類従』とは平安時代に香りを自らの楽しみや自分の心のうちをあらわすものとして使用するようになりました。平安時代の貴族たちによる人気の香りレシピ集、といったもので、平安時代末期に編纂されました。 「六種の薫物(むくさのたきもの)」はそんな平安貴族たちの定番の香り集で、「梅花」「荷葉」「落葉」「侍従」「菊花」「黒方」の六種類です。 「梅花」…春。むめ(梅)の香りに似たり、と書いてあります。梅は厳しい冬を乗り越えて最初に香る花なので、逆境に負けずに花を咲かせる、華やかで強い花。源氏物語では紫の上が調香しています。 「荷葉」…夏。はすの花の香りに通ず、とあります。今も昔も高温多湿の日本ですから、気温よりも湿度の高さに気が滅入る人も多いでしょう。荷葉は白檀の清潔さがあるさわやかな香りで夏の香りとされました。源氏物語では花散里が調香しています。 「侍従」…秋。もののあはれを誘う香り。侍従はかつて、高貴な女性のみが調香していたと言われる秘伝のレシピ。源氏物語では光源氏はその秘伝のレシピを知っていて、娘の婚礼に合わせて調香していました。 「菊花」…秋冬。菊の花のような香り。菊はもともと薬草として日本に輸入されました。不老長寿の霊的な薬草とされましたが、和歌として詠まれるようになったのは古今和歌集以後です。重陽の節句でもありますね。 「落葉」…冬。もみぢ散る頃、あはれを誘う香り。当時、葉が落ちて冬に向かうこと、露が消えることはいのちの終わりを感じ、生と死を感じ「あはれ」を誘われたのです。 「黒方」…季節なし。四季にわたりて身にしむ、なつかしき香り。こちらは年中使っていいよ、という香りですね。源氏物語では、朝顔の宮が調香していました。
当店のお香をセットにしたものです。 季節の煉香1個(温めた灰香炉に入れるか、アロマポットに乗せて間接的に温めることで香りをたきます) 匂い袋1個 塗香1個(パウダー状のお香です。もともと修行僧が勤行の前に身を清めるために使用していました。自然な柔らかい香りは近頃香水代わりに使われる方も多いです) 文香3種(もともとはお手紙に添えて香りをお届けしていました。しおりがわりや、机の引き出し、またはお財布などに入れてお使いください) 線香10本入り ▶︎すべて自然の材料をつかい、添加物などは使用しておりません。 ▶︎それぞれ別の香りでおつくりすることも可能です。香りの違いをお確かめください。 ▶︎香りは平安時代の薫物レシピ集、『薫集類従』より「六種の薫物」からご希望の香りをお選び下さい。 『薫集類従』とは平安時代に香りを自らの楽しみや自分の心のうちをあらわすものとして使用するようになりました。平安時代の貴族たちによる人気の香りレシピ集、といったもので、平安時代末期に編纂されました。 「六種の薫物(むくさのたきもの)」はそんな平安貴族たちの定番の香り集で、「梅花」「荷葉」「落葉」「侍従」「菊花」「黒方」の六種類です。 「梅花」…春。むめ(梅)の香りに似たり、と書いてあります。梅は厳しい冬を乗り越えて最初に香る花なので、逆境に負けずに花を咲かせる、華やかで強い花。源氏物語では紫の上が調香しています。 「荷葉」…夏。はすの花の香りに通ず、とあります。今も昔も高温多湿の日本ですから、気温よりも湿度の高さに気が滅入る人も多いでしょう。荷葉は白檀の清潔さがあるさわやかな香りで夏の香りとされました。源氏物語では花散里が調香しています。 「侍従」…秋。もののあはれを誘う香り。侍従はかつて、高貴な女性のみが調香していたと言われる秘伝のレシピ。源氏物語では光源氏はその秘伝のレシピを知っていて、娘の婚礼に合わせて調香していました。 「菊花」…秋冬。菊の花のような香り。菊はもともと薬草として日本に輸入されました。不老長寿の霊的な薬草とされましたが、和歌として詠まれるようになったのは古今和歌集以後です。重陽の節句でもありますね。 「落葉」…冬。もみぢ散る頃、あはれを誘う香り。当時、葉が落ちて冬に向かうこと、露が消えることはいのちの終わりを感じ、生と死を感じ「あはれ」を誘われたのです。 「黒方」…季節なし。四季にわたりて身にしむ、なつかしき香り。こちらは年中使っていいよ、という香りですね。源氏物語では、朝顔の宮が調香していました。

サイズ

12㎝✖️15.5㎝✖️4.5㎝の箱に入れてお送りします。線香は全長141㎜瓶直径25㎜、口径28㎜のボトルに入れてお送りします。

発送までの目安

4日

配送方法・送料

レターパック
370追加送料0円)
全国一律

購入の際の注意点

►練香は温めた灰香炉か、アロマポットの上にのせるなど、間接的に熱を与えることで香ります。火の取り扱いには十分注意をしてください。 ►匂い袋は金襴かちりめんの二種のうちどちらかになります。 ►線香は全長141㎜瓶直径25㎜、口径28㎜のボトルに入れてお送りします。線香はすべて手作りのため、長さ太さがそれぞれ違います。 ►「六種の薫物」からお好みの香りをお選びください。お問い合わせいただきましたら、香りをご紹介いたします。
  • 作品画像

    塗香(ずこう)

    作家・ブランドのレビュー 星5
    梅花の香りも黒方の香りも楽しませていただきます!いい香りで気持ちがほぐれます。
    2023年2月15日
    by hpi-618
    作家・ブランドのレビュー 星5
    2023年2月15日 by hpi-618

    梅花の香りも黒方の香りも楽しませていただきます!いい香りで気持ちがほぐれます。

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