端居して《和歌モチーフ》ポニーフック

端居して山の端かこつ夏の夜は月見るからに過ぐる東雲 （縁側で月を愛でていますが、夏の夜は短く、うらめしいことに月は早々と山の端に沈んでゆきます。そうしているうちに夜明け方の東雲が流れてゆくのが見えてきたことです。） 武田信玄の和歌をモチーフに加賀ゆびぬきのポニーフックを作りました。 リクエストをいただいて、今回初めて戦国武将の和歌をモチーフにしました。新しい挑戦というのは楽しいものですね。 作者の武田信玄のイメージカラーである赤で四つ菱をかがって、信玄の見ていた東雲の雰囲気を紺、淡い紫、黄であらわしました。 強い武将というイメージの武田信玄ですが、和歌にも通じていたのですね。とてもきれいな和歌で信玄のイメージが上書きされました。 +++++++++++++++++++ 加賀の工芸品、加賀ゆびぬきをアレンジしたものです。 加賀ゆびぬきはその名の通りお裁縫に使うゆびぬきとして作られてきたものです。 なので、普通は指輪くらいのサイズなのですが、るまんとではそれをアレンジゆびぬきとして大きくつくってアクセサリーに加工しています。 表面は布を貼ったように見えますが、ひと針ひと針、絹の手縫い糸でかがって模様を作ってる、刺繍の一種です。 模様面は絹糸のすべすべつやつやとした質感です。 絹なので高級感がありますが、ぜひ日常のカジュアルな場面に取り入れてください。おしゃれ度をワンランクアップさせてくれます。 模様面は絹糸でできているため、濡れ・汚れに弱くなっています。 濡れた時はこすらず水分を拭きとって乾かしてください。