指揮者刺繍の赤いバニティポーチ

楽器柄の輸入生地を使ってバニティポーチを作ってみました。 中が黒ベースの楽器柄なので、表の布の色をどうするか悩みましたが、オーケストラが演奏する舞台から連想して赤い幕や観客席のイメージもあるなと思ったことから落ち着いた暗めの赤を選びました。 何を作るか考えた際に、開けた時にわっ!!とちょっと嬉しくなるような感じにした方がこの楽器柄を活かせるのかなと思い、バニティポーチを作ることに決めて、バニティポーチの形を活かせるようデザインを考えていきました。 最初は様々な楽器をデザインして刺繍を入れたものにしようと思ったのですが、それだとありきたりかなと思いまして。 中が様々な楽器の柄なので、表はその楽器をまとめる指揮者の刺繍を入れるとこのポーチが一つのオーケストラみたいな感じになって面白いかなと思い、指揮者の刺繍を入れることにしました。 そこから様々な指揮者の画像を見てどうデザインするか考え、音楽が流れている感じにしたいなと思い指揮者の手を真ん中に入れて、左右に音符を入れました。 刺繍をした後、なんだか蓋の部分が寂しい感じがしたので、舞台などにある赤い幕のイメージから金色のレースを付けました。 今回の言葉は”The sound tells you who you are(音はあなたを教えてくれる)”と入れました。 学生の頃に吹奏楽部だったので、その時に思っていたことを言葉として入れてみました。 部活中に音を聞いていると、音って性格を表しているなぁ〜と。 性格が優しい人は音も優しく、しっかり者の人の音は音もしっかりハキハキとしていて。 楽器柄の布を見た際にこのことを思い出したのでこの言葉を入れました。 楽器は手や口を通して音を奏でるので、性格が出るのかなぁ〜なんてその時から勝手に思ってます。