こんにちは、マロンです。
最近マロンのギャラリーではブックカバーが続々と更新されています。ご覧いただいておりますでしょうか。
そこで前回の「どうしてポーチを作ることにしたの?」に引き続き、「どうしてブックカバーを作ることにしたの?」ということについて書きたいと思います。お付き合いくださいませ。
読書はハンドメイドと並んで『私の人生の二大趣味』と言ってもいいくらい、昔から好きでした。
同じく読書好きな母に連れられて、小さな頃から地域の図書館へ足繫く通ったものです。
成長するにつれて、本を選ぶ場所が地域の図書館から学校の図書室、本屋へと変わっていきましたが、自分好みの小説を自由に選べるのが嬉しくて、ずぶずぶと読書沼にはまっていきました。
その読書に関して、私には変わった癖というか習慣がありました。
それは『気に入った本は何度も読み返す』というものです。
面白いと感じた本はそれこそ作中のセリフを暗記してしまうくらい、何度も何度も読み返していました。
家族から「よく飽きないね」と笑われても、自分が読みたければ何度も読んでいたのです。
そんな私に友達が『ブックカバー』をすすめてくれました。
その友人も読書好きだったのですが彼女はとても几帳面で、ほぼ全ての本に綺麗な包装紙で作ったブックカバーをかけて、本棚に並べていたのです。
私も全ての本にブックカバーを…とはいきませんでしたが、彼女の真似をして包装紙でブックカバーを作りました。
これが私のブックカバー第一号となりました。
そして包装紙のブックカバーがだんだんと布になり、自分で作るだけでは飽き足らず、ハンドメイドイベントなどで可愛いブックカバーを見かけたらつい買ってしまい…。
今ではすっかりブックカバーコレクターです。
気分や季節によってブックカバーを変えて、本にオシャレさせる気持ちで楽しんでいます。
「このシリーズにはこのカバー!」というこだわりもあったりして。
ブックカバーを選ぶのは、読書の前のワクワクした気持ちをさらに盛り上げてくれると思います。
私のように、と言いますか私よりも読書が好きな方はたくさんいらっしゃると思います。
読書が好きな方と読書の楽しさを分かち合いたいという思いから、『ブックカバー』を販売することに決めました。
ブックカバーコレクターの私は、それこそ細かい所にこだわってブックカバーを作成しました。
表紙を差し込む部分の幅、折り返す部分の長さ、しおりの位置や長さまで。
どんな厚さの本でも使いやすいように工夫を凝らしました。
読書好きな自分が納得できるまで何度も試作を繰り返し、やっと完成したのが現在販売しているブックカバーです。
よくある単純な形に見えるかもしれませんが、こだわりぬいて作ったこのブックカバーは私の自信作になりました。
皆様の読書タイムに私のブックカバーがご一緒できましたら、それは本当に嬉しい事ですし、光栄な事です。
「読書」という皆様の大切な時間を過ごすパートナーに、私の作品を選んで下さったのですから…。
お読みいただきありがとうございました♪