色金八重桜のネックレス

色金（いろがね）と呼ばれる銅と銀の合金で八重桜のネックレスを作りました。 実際の八重桜と比べると小さな八重桜ですが、色金八重桜は永遠に散る事はありません。 色金は、独自の配合で銅と銀を溶かし、板状にして切りだし、削り、磨き、プラスチック状の樹脂でコーティングしてあります。 磨くと非常に綺麗な光沢を放つ色金ですが、そのままの状態では直ぐに変色してしまい、直接触れた肌には青緑色のシミを残してしまう事があります。色金の光沢を永くお楽しみ頂く為、また、肌を保護する為に花・錵の色金は薄いプラスチック状の樹脂でコーティングしてあります。クリアー塗装に比べて被膜が厚く硬い為、通常のご使用であれば永く色金の光沢をお楽しみ頂けます。 本来、色金は煮色仕上げと呼ばれる着色技法で色を出し、装飾品などに使用されます。その際、微量ながら金を配合する事で、微妙な色の変化を得られます。代表的な色金に、銅と銀、微量な金を配合した「朧銀」や銅と金を配合した「赤銅」などがあります。 花・錵の色金は煮色仕上げを行わない為金を含んでおりません。その為、朧銀や四分一といった呼称は使わず、配合比率と関係なく全て色金としています。 銀の葉は、笹吹きと呼ばれる粒状の銀を溶かし、叩き延ばして銀板を作り、切りだし、削り、磨きをかけた鍛造品です。薄作りですが、叩き鍛えてあるので装飾品としての強度は確保されています。 色金部分と銀部分は取り外し出来ます。銀部分のお手入れや、八重桜単体でのご使用などにご活用下さい。 材質：色金（銅銀合金） 銀（Ag925） 合成樹脂