こんにちは。

製作者のRE:(アールイー)です。

タイトルにある通り、今後こちらのレターにて作品の製作過程や、作品にまつわるエピソードを載せて、作品の事をもっと知って頂ける場にしたいと考えています。

随時更新していきますので、ぜひご覧になってください♪

今回はお知らせだけなのでここまで！

次回よりお楽しみに♪

2023年3月17日掲載　RE:(アールイー)

今後、作品にまつわるエピソードを載せていきます♪

こんにちは、製作者のRE:（アールイー）です。
第一回目のまつわる話は、minneの特集にも掲載していただいているブロックレザーキーホルダー（ペアセット）にしました♪
特集掲載されてから、たくさんの方に見ていただき、また購入してくださる方も増えました。とても嬉しいことです！

・製作するに至ったきっかけ
minneの機能にアクセス解析というものがあります。どの様な検索ワードで私のページへアクセスされたのか分かる機能です。
ある日、“革婚式゛というワードが目に留まりました。
恥ずかしながら革婚式という言葉を知らなかった私はすぐに調べ、結婚3年目の記念日を指す言葉だと知りました。
革婚式用の贈り物などに探している方がいらっしゃるのなら、そういった作品を作ってみようと思ったのが始まりです。

・デザインのアイデア
ブロックレザーキーホルダー自体はすでに単品として販売していたので、これをペアセットにして販売していこうと思いました。ブロックレザーは革を何枚も重ね、削って製作しています。この工程がこれからも共に日々を重ね、未来をつくっていく夫婦生活と共通点になると思えたからです。

・サイズ感やバランスについて
革を重ねる技法は以前よりあるやり方で、私がよく見かけるのはホテルのルームキーの様な、少し長めなスタイルが多い気がしました。この技法の1番の懸念は、重ねた部分が剥がれてしまうことです。縫わずに接着剤で止めているのでどこかに引っ掛かり、折れ曲がってしまうとその危険があります。
それを避けるために短めにしましたが、鍵を付けた時のバランスもあるので、一般的な家の鍵とほぼ同じサイズにしました。
結果的に手に収まるコロンとしたサイズ感で、とても可愛く仕上がったと思います。
また、厚みに関しても決めた範囲になる様調整しており、握った感覚がしっかりあるのも特徴です。

・カラーの組み合わせについて
ブルーはすでに決めていました。それは私が好きな色だからです♪ 自分の好みをそのまま取り入れられるのが個人での活動のメリットでもあります（責任も全て自分）
ペアの色はその時持っていた革の中でベージュが1番バランスが取れていたので、ここはあっさりと決める事ができました（現在はマスタードに変更しています）

・終わりに
いかがだったでしょうか。作品の雰囲気が少しでも伝わりましたら幸いです。
思っていたより長い文章になっていました。（自分でもびっくりです）
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます！興味を持っていただける事に嬉しく思います。
そしてこれは最後に伝えておきたいのですが、ブロックレザーのペアセットを作り始めたきっかけや、コンセプトをお話してきましたが、夫婦の方専用の作品ではありません。恋人関係の方やパートナーの関係にある方にもぜひ使ってもらいたい作品です。
ペアセットの大きなコンセプトは、『お揃いの物を持ってお互いにシェアしている』です。

最後までお読みいただきありがとうございます！また次回も読んで頂けると嬉しいです。

それでは次回をお楽しみに♪

2023年3月22日掲載　RE:(アールイー)

ブロックレザーキーホルダー（ペアセット）にまつわる話

今回は当ショップで人気のあるスクエアキーホルダーについてお話していきます。

・大まかなデザイン決め
ブロックレザーキーホルダー（ペアセット）を販売した後に、もう一つペアセットの作品も展開してお客様に選べる様にしたいなと思いました。
、、とは思ったものの、中々デザインのアイデアが出てこず。
そこで基本の形に戻ろうと思い「丸、三角、四角」に着目しました。それぞれの形にレザーをカットして試作しました。大きさを変えてみたり、それぞれの形をあれこれ組み合わせてみたり。丸はちょっと普通すぎるかな、三角はとんがり部分が持った時にしっくりこないなぁなど色々と試した中で、しっくりきたのが正方形（スクエア）でした。

・スクエアのサイズ
これも何パターンか試作品を作りました。（一辺が）4cm以下だと小さいし、5cmを超えるとちょっと大き過ぎる。
方眼紙に手書きでデザインしている事もあり、5cmか4.5cmで作ろうと思いました。（持っている方眼紙が0.5cm刻みなので）
4.5cm：サイズは大き過ぎず、手が小さくても気にならない。サイズ感は一般的な感じで特に問題なさそう。。
だけど、インパクトが足りない感じ。
5cm：サイズはちょっと大きい。手が大きい人でも握るのはちょっと難しいかなと思うサイズ感。だけど、インパクトはある。
悩みどころでありいろいろ考えましたが、インパクトのあるちょいデカ5cmに決めました！
他ではなかなか買えないサイズ感で差別化も図れるのも決め手になりました。
※いま現在は使いやすさを重視して4.5cmサイズに変更して販売しています。(2023年6月9日追記)

・デザインの細かな部分について
「角」
正方形でも角が立っていたら少しお堅い印象があったので角を落とし丸みを入れて可愛い印象にしました。
「ステッチ」
統一感を出すため同色の糸でまとめ、少し細めの糸で可愛いくなりすぎない様にしました。
「留め具」
よく使われるのはカシメと呼ばれる留め具で、これは木槌などで打ち付けて留める物なのですが、これだと少しチープ顔が出てしまうなと感じました。そこで組みネジという留め具を使用しています。一般的なネジと同じく、回転させて固定させる物です。こちらはカシメより高価なのですが、適度な重量感もありしっかりとした雰囲気があるので、よく使う金具の1つです。（他の作品でも使っています）
「ベルト」
取り付け方に一工夫いれてあります。よくあるのは本体（ここではスクエアの部分）を挟むやり方ですが、これではスクエア部分が少し隠れてしまい魅力が減ってしまう印象でした。そこで本体を挟まず後ろ側に持っていき取り付ける事にしました。全面はスッキリとし、裏側は文字通り、このスクエアキーホルダーの“裏側“という感じが出ています。
（私はこの感じがとても好きです）
この手法はシューホーン（靴ベラ）にも採用しています。

・終わりに
デザインを作っている時は上記の様に具体的な表現になっていなく、可愛いか可愛くないかと直感的に判断しているのですが、文字に起こすと、「こうゆうことを自分で考えていたのか！」ってなります。
文字にしてみたり、言葉で発してみたりするのはとても大事なことだなと思います。その作品の良いところを言葉で伝えることができますからね♪
今回も思っていたより長い文章になりました（前回よりも長いかも！）

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます！言葉の表現が右往左往していますが、自分のスタイルが出来上がるまではどうかご容赦ください！

今回はここまで！

次回をお楽しみに♪

2023年3月24日掲載　RE:(アールイー)


スクエアキーホルダー（ペアセット）にまつわる話

みなさん、こんにちは♪
製作者のRE:（アールイー）です。

最近少しずつですが、こちらの「レター」を載せています♪
皆さんが購入される際の参考になっていれば幸いです！

今回はシャチハタケースを作ることになったきっかけやデザインの話をしていきます。

・作ることになったきっかけ
レザーで作った印鑑ケースやシャチハタケースをよく見かけました。
特に印鑑ケースは昔から革製の物が多くありますよね。
ただ、ハンコを使う作業を減らしていこうという世の中の流れがある中で、いま現在需要があるのかなと、、
そんな疑問がありながらも、まずは出品してみようと思いました。（作品のラインナップを増やしたかったのもあったので）

・ケースのデザインについて
ベースとなったデザインは他の方が作成されたリップクリームケースです。勉強のためにこちらのケースを作成した際に、シャチハタがスッポリ入ることに気づきました。
※ここで言う“リップクリーム“は昔からあるメンソレータムのことです。
シャチハタとリップ、どちらにも使えるケースならいいんじゃないかと考えました。
（今はシャチハタケースとして販売していますが、当初は“リップクリームも入るシャチハタケース♪“として販売していました。現在販売している作品もリップは入ります）
他の方のデザインのケースはカバーが付いていたり、ベルトが付いていたりしていたのですが、私が考える実用性を重視するため、デザインの変更が必要でした。

・デザインのコンセプト
何よりも重視したのは取り出しやすさでした。
「サッと出して使って、サっとしまう」
たまに使うだけであればカバーを付けたり、ボタンで閉めるタイプでも良いのですが、仕事場で使うことを想定していたので、頻繁に使う方であれば、ちょっとした手間が負担になると思ったのでそのまま取り出せるタイプにデザインしました。
そういうことならケースに入れてそのまま使えるタイプで良いのでは？との疑問が出てきますが、今回のデザインではどこかに取り付けても使えるタイプ（例えば社員証とか）にしたかったので“サッと取り出せる“デザインにしています。
今後ケースに入れたまま使えるタイプも展開するかもしれません！

・裏側の穴の意図
裏側に穴を空けているのは、中にシャチハタのキャップが残ってしまった場合などに押し出して取れる様にしたのですが、作品に抜け感も出てデザイン性も良い感じに仕上がったポイントでもあります♪

・ステッチ（縫い糸）の太さ
可愛い見た目にしたかったのでステッチの糸は少し太めにしてフォルムは丸みを意識してあります。
色についてはレザーの色に合った糸を使用しています。
（私の作品では同色か色違いでも馴染む色合いをチョイスすることが多いです。差し色的に使った作品は今のところありません）

・出品してからの反応
最初に述べた通り需要があるか疑問がある中での出品だったのですが、購入してくださるお客様がいて、意外とケースを探している方もいらっしゃるんだなと感じました！
私自身はシャチハタを使うことがほとんどなくなってしまったのですが、こうやって探して購入してもらえるのはとても嬉しいことです♪

・終わりに
いかがだったでしょうか？今回はシャチハタケースにまつわる話を書かせてもらいましたが、私がまだ気づいていない、お客様が求めている物がきっと他にもあるんじゃないかなと思いました。“痒いところに手が届く“そんな作品をこれからも展開していきたいです！
最後までお読みいただきありがとうございます！
また次回も楽しみにしていただけると嬉しいです♪

それではまた！

2023年3月29日掲載　RE:(アールイー)

シャチハタケースにまつわる話

皆さん、こんにちは♪
今回はパステルカラーのレザーチャームについて書いていきます。

・アイデアのきっかけ
外に出た時に他の方が身に付けている物を見ることがあります。
服装やカバン、靴やアクセサリーなど、どの世代がどんなファッションをしているのか。
ネットからでは得られない現場のリアルな情報を自分に取り入れています。
（ジロジロ見ると怪しいのでさりげなくです）
そこでふと思ったのがチャームでした。カバンなどにチャームを付けて差し色を入れたら可愛いなと思いました。
例えば今のシーズン合った色のチャームなら雰囲気でるし、明るい色を使えば気分も少し上がったりとか。
ただレザーを使ったチャームを付けている人をそんなに見たことがないし、需要もあるのか分かりません。
キーホルダーなら鍵をつけるといった物理的な役割を果たせるのですが、チャームは飾りなのでどちらかと言うと気分を変えるといった気持ちの部分なので、そういう物ってどうなのだろうと思い、”アイデアノート”にメモしたまましばらくそのままになることに…。

そこから数ヶ月、春の雰囲気もまだ感じられない2月。
春をテーマにした作品を出したいと考えていた時に”パステルカラーのレザーチャーム”というワードがふと思い浮かびました。
ちょうど使ってみたいレザーがあり、春色の作品を作るならこのレザーだと思っていたのでこれを機にチャームを作ろうと決めました。
（後ほどレザーについて記載します）
※作品を作ってからタイトルを決める事が多いのですが、この作品はタイトルから製作したちょっとレアなケースでした。

構想から数ヶ月。アイデアが次のステップへ進んだ瞬間でした。

・金具選びとデザイン決め
チャームで一番重要なのは金具だと思いました。レザーで春を出して、金具でチャームにする！
引っ掛けるためだけの金具選びならそこまで悩むことはなかったのですが、引っ掛ける＋チャームを叶える金具が簡単に見つかりませんでした。
金具が作品に合っていないと可愛くないので妥協できません。

いつもお世話になっている金具屋さんが浅草橋（東京）にあります。ここはオリジナルの金具もあり、他の金具屋さんよりとても種類が豊富です。
そこでやっと合いそうな金具が見つかりました！（何度かこのお店で探してはいたけど、種類が多く見つけ出せていなかったです）
それが今使っているものです。これは金具を開くためのレバーが付いておらずスッキリとしたシルエットであり、シルバーとゴールドのキラキラとした色合いがまさにチャームにピッタリでした♪
今思えば、金具も色々購入して試作してを繰り返して、かなり時間がかかっていたと思います。妥協していたら可愛くなっていなかったと思うし…見つけられて良かった。。

・レザーのデザイン
シンプルなベルトループ（細長くカットしたレザーを輪っか状にしたもの）デザインにしました。派手すぎるとキラキラではなくギラギラしてしまうし、縦長のシルエットにして金具と合わせたかったからです。
ただこれだけだとシンプル過ぎたので、チャームのチャーム（飾り）もワンポイントで付けました。これでデザインはしっくりきました。

・使用しているレザーとカラー選び
イタリア産のマヤというブランドのレザーを使用しています。柔らかな色合いと表面に一手間加えて（スクラッチ加工）サラサラっとした質感が特徴のレザーです。
以前からこのレザーを使った作品を作りたいと思っていたので今回のチャームには本当にピッタリでした！
カラーについてまずピンクは絶対！そしてキラキラ感がある黄色も採用！あとはブルー系にするかグリーンにするか、はたまた両方使うか。
今回のコンセプトのうちの１つは”自分だけの春の組み合わせを見つける”なので、お客様が自由に組み合わせを選べるスタイルにしようと思っていたのですが、組み合わせが多すぎると作品ページの煩雑さ、在庫管理の難しさが問題になってくると感じたので、カラーは３種類にし、まだ出していない色のグリーンにすることにしました。
金具が２色、レザーが３色で組み合わせは１８パターンで決定しました。

・写真撮影について
販売しているショップによっては、色のバリエーションが多いと見本の色で「この色でも作れます」と記載して、実際にその色で作った作品が写真で確認できない物もありますよね？
私はそれが正直好きではありません。なんとなくイメージできるけど、実際に出来上がった時に”イメージと違った”という事になり得るからです。
新作作りの時でも、頭の中では良い感じのデザインと色の組み合わせでも、試作したら全然良くなかったことって結構あります。
ネット販売だと実物の色と写真を通して見える色を全く同じにすることは困難です。
なるべくミスマッチを起こさない事もネット販売では重要であると考えていたので、全ての組み合わせを撮影しようと決めました。
ここからは苦労話になってしまいますが、写真は200枚以上撮り、そこから使用する写真の選定と並び順、作品ページの紹介文の作成で丸2日かかりました。。
でもその甲斐あってレザーチャームの魅了をお伝えできているなと思えましたし、「minneの価格別で探す　気持ちを伝える春ギフト」ページのトップに掲載してもらいました！（【1,000円〜3,000円台】カジュアルギフトのカテゴリー）
これは素直に嬉しかったです♪おかげさまでたくさんの方にご覧いただけています。

・終わりに
レザーチャームのアイデアから構想、製作までをボリューム感満載でお届けしましたがいかがだったでしょうか。いつも文章が思ったより長くなった！って書いていますが、回を重ねる毎にどんどん長くなっているかも。たまには短めに書いてみようかな！
こちらの作品は春シーズン限定販売にしていますので、気になっている方はこの機会にぜひ！ご購入をお待ちしています♪
（5月上旬に販売終了予定です。こちらをご覧になったタイミングによっては、すでに販売を終了している場合もございます）
最後までご覧いただきありがとうございました！

次回をお楽しみに♪

2023年3月31日掲載　RE:(アールイー)

パステルカラーのレザーチャームにまつわる話

皆さん、こんにちは♪
製作者のRE:（アールイー）です！

今日は短めの話にしようと思います（たまには♪）

・そもそも【KURO】（クロ）とは
黒いレザーを使った作品で、他の作品と分けるために【KURO】と名称を付けています。

・他作品と分けた理由
もともと黒いレザーを使った作品を展開する予定がありませんでした。黒以外のカラーでいろいろ出品し、ショップページをカラフルな感じにしたいと考えていました。
しかしある事をきっかけに黒いレザーを使った作品も展開してみようと思いました。
ただそのまま出品したら他の作品と混ざってごちゃごちゃしてしまうと感じたので、別のラインとしてシリーズ化して差別化しようと決めました。

・きっかけ
義理の妹に黒いレザーを使ったブレスレットを作って欲しいとの依頼を受けたのが始まりでした。
ブレスレット以外にも小物を作ってみたら、案外可愛い感じに仕上がったので出品することにしました。

・【KURO】シリーズは2作品展開していますが（2023年4月現在）これからも随時展開していきますので黒色が好きな方はぜひ楽しみに待っていてください♪
今回はここまで！最後までお読みいただきありがとうございます！

それではまた次回をお楽しみに♪

2023年4月5日掲載　RE:（アールイー）

【KURO】シリーズのまつわる話

※下記の内容は2023年3月20日に作品ページに掲載しご案内したものですが、こちらのレターにも載せております。

この度、4/3（月）販売分より販売価格を改定させていただく事といたしました。
昨今、物の値段が上がっており、2023年初頭より革の仕入れ価格も上がっております。その他の材料費や、仕入れ時の送料に関しても今後上昇することが見込まれます（ヤマト運輸、佐川急便は4月より値上がりします）
また、作品の製作時間の見直しにより今後、継続した活動をするために値上げが必要であると判断いたしました。(100円〜400円値上げ致します)
皆さまにご負担をおかけすることは心苦しいのですが、これからも活動を継続し「買って良かった」、「レザーってやっぱりいいね」と思っていただける作品を提供していきたいと考えております。
自分勝手な考えではございますが、皆さまのご理解と、お力添えをよろしくお願いいたします。

2023年4月3日掲載　RE:(アールイー)


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